不妊と肝臓と腸

11月のセミナーから何人かの方からカウンセリングのお申込みをいただき、すでに3名の方とお会いして状況をお話しいただきました。

事を見直していただいたり、栄養療法の血液検査申込や産婦人科を変えていただくなどのご提案をして実行に移していただいています。

そこで思ったのは、「原因不明不妊」はもっともっと少ないのではないか?ということです。
つまり定義され一般化されていない原因がいくつもありそうです。

産婦人科医の小杉好紀氏によるといわゆる卵管閉塞を始めとする疾患名のつかない「原因不明不妊」は実はもう少し分類できると著書で書いていました。

小杉氏によるとそのひとつは「潜在的子宮内膜症」であり、ダイオキシンなどのホルモン攪乱物質により子宮が汚れている状態になっている方がいると。洗浄後2/3はその後妊娠に至っていると自身の著書『卵子はよみがえる』に書いています。

そして、もうふたつは「卵子の老化」と「本当の原因不明」と言っています。

これは個人的な考えですが、「卵子の老化」はあくまでも結果であって、日々の生活習慣や上記にあげたほか2つの原因によって卵子の老化が早まっていると考えられますし、これら原因の症状として炎症が発生していれば免疫機能が崩れ不妊につながっている、とも考えられないでしょうか。

原因というほど確たる因果関係を述べる立場でもありませんが、ご相談者からのヒアリングの中で浮き上がってくるのは慢性的な体の不調です。
お仕事も忙しく、ご自分の体調を立て直す暇もないと言ったご様子でした。

原因は様々だと思われますが、歯の詰め物であるアマルガムから放出される水銀や環境ホルモンによって体が炎症を起こしそれが慢性疲労にもつながっていると思われます。そしておなかの不調も症状は違っていますが、共通するお悩みでした。

そして3人のうち2人は低コレステロールでした。
一般的な健康診断では数値が高いと!マークがついてしつこいほどの注意喚起をされ、しまいには「一生飲み続ける薬」を飲み始める地獄コースが待っているのですが、低い分にはまったくと言っていいほど指摘もアドバイスもありません。

実は「コレステロールが低いほうが死亡率は高い」というデータもあります。

詳しくは別途コレステロールをテーマとして書きたいと思いますが、悪玉と呼ばれるLDLコレステロールはとても重要な役割を果たしています。各種ホルモン、細胞膜、消化液である胆汁酸、ビタミンD、コエンザイムQ10、これらすべてコレステロールが材料となっていて、LDLはその運搬役を果たしたいるのです。

各種ホルモンとは女性ホルモンやストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールを含みます。不足すればホルモンバランスが乱れ、ストレスにも弱くなります。細胞膜がしっかりと機能していなければ正常な細胞の働きが阻害される訳で、全身の機能が当然落ちていきます。

胆汁酸がなければ胃はもたれ、食事の嗜好に影響しますし、妊孕率と関連があると言われるビタミンDやコエンザイムQ10は不足しないほうがいいに決まっています。

ではコレステロールが低い原因とその対処法はどうすればよいのでしょうか?

ベジタリアンやビーガンの方はコレステロールは低く、タン白質、脂質不足の食事も一因となりえますが、ご相談者の方々は特にお食事が粗末ということでもなさそうです。また、甲状腺機能亢進症や肝硬変を患う方もコレステロールは低いようですが、一般的には「肝臓の機能低下」が多いと想像します。

肝臓はあらゆる機能を持っていますので、原因は千差万別でしょうが、分子栄養学的には「解毒」機能を重視します。
なんらかの原因で体から排泄すべきものが多い時、肝臓はフル稼働し濾過機能を低下させて体調不良を招いたり、コレステロール生成などほかの重要な機能に影響してもおかしくはありません。

「排泄しなくてはいけない状況」というのが、実は腸の状態が悪いことで起きたりします。
リーキーガット症候群という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
腸の上皮に小さな穴が開いて、そこから未消化のタン白質が入り込み血液に流れアレルギー症状が出たりします。
その間にも肝臓は頑張って血液をキレイにし続けているのです。

この場合の対処法はもうお分かりですね?
腸を丈夫にしてあげればよいのです。

ということで宣伝です!(笑)

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注)パスマーケットのサイトに飛びますが、追記したために最初に全文が表示されません。
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