『卵子はよみがえる「不妊治療」の先の真実』小杉好紀 著を読んで その3

勢いあまってその3に突入しちゃいました。

話は幹細胞、遺伝子のスイッチ、そして心理ケア、愛・孤独が病気に及ぼす影響など、幅が広く、どれをとっても面白いのですが、それこそいくらスペースがあっても載せきれないので、この記事のまとめとして、産婦人科医として鳴らす警鐘と不妊治療中の方を応援するエールとに分類し、ピックアップしたいと思います。

ちなみに幹細胞から卵子をつくる可能性に関しては、実用化までには相当な時間がかかると思われるのでエールには含めませんでした。
私個人的にはそこまで生体技術に頼らなければいけないものなのか疑問が残る、というのが正直なところかもしれません。

【エール】
●「遺伝子の形を変えることはできないが、栄養素によって遺伝子のスイッチを切り替えることができる」
これを専門用語でエピジェネティクスと言いますが、つまり『遺伝子を超えて、食事や運動など生活習慣によって体質は変えられる』ということです。
体質とは先天的なものだけでなく、努力で得られる部分もあるということですね。

● これはマウスでの実験ですが、母体の栄養状態を改善すると、遺伝子のスイッチが切り替わって、産まれた子どもは病気になりにくいという報告があるそうです。実際、栄養療法を経て生まれてきた人間の赤ちゃんを間近に見ることがありますが、ほとんど泣きません。ある栄養療法カウンセラーは不妊治療の末、栄養療法に出会い二人の子供を出産しましたが、栄養療法を集中的に行った下のお子さんは高校生にして、プロレスラーになってしまったほどです。
また、話がそれましたね。だから長くなるのですね・・・(^-^;

● HRFという遺伝子が過剰に発言していると、子宮が剥がれ落ちた内膜が攻撃対象とみなされて炎症を起こすとのこと。天然物から抽出した物質を膣に塗ると癒着が消えるそうです。一般的に「原因不明不妊」と分類される中にこのような『潜在的子宮内膜症』が埋もれてしまっているようですが、小杉氏は治療可能なようです。朗報ですね。

● そうそう、AMHが低い方の対処法として、アグリコン型のイソフラボンやアミノレブリン酸という甘酒成分がよいそうです。
必ず記事にしますから待っていてくださいね~♪

【警鐘】
● 驚くべきことに世界中のエピジェネティクスの研究者たちは、行き過ぎた痩せ願望を抱く日本女性が産む子供たちに注目しているそうです。
出生体重が2,500gに満たないエコモードで産まれ、出生後に欲しがるだけミルクを与えると、どうなるのでしょうか?
糖尿病や高血圧を発症しやすいそうです。「小さく産んで大きく育てる」という言葉が古くからありますが、現在はその教えは守らないほうがよいのです。

● よく耳にする話ですが、精子がおかしくなってきているそうですね。まっすぐ泳いでいなかったり、変な形をしていたり。
小杉氏も「見事な精子にお目にかかるほうが少ない」と書いていますが、ビタミンCやビタミンEでかなり改善するそうです。
栄養療法では亜鉛を摂取していただくのが常識となっています。

以上、長~くなりましたが、本の感想、有用そうな情報の抜粋でした。
えっ、よく分からなかった? 申し訳ありませんm(__)m

では、本を買うか借りるかして読み直してください。

もしくはこちらをご利用されますか?(^-^)